モラルBOX日記

【豊川市立長沢小学校】情報モラル教育の実践

公開日
2019/07/25
更新日
2019/07/25

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 今年度は、4月の授業参観で、高学年と保護者を対象に、「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。本校の子供たちも、スマートフォンを所持していたり、親のスマートフォンを使ったりして、SNSやゲームをしている子が増えてきています。スマートフォン・携帯電話について、家族で考える機会を作ってほしいと願い、保護者にも参加してもらいました。
 講師からは、SNSで、写真や動画をアップロードすることで、個人情報が特定され、犯罪につながってしまうことがあることや、SNSウェブサービスでのやりとりから友達とのトラブルになることを、具体例を出しながら教えていただきました。
 昨年度は、「スマホ・ケータイ安全教室」の実施はありませんでしたが、5年生では副読本「いのち」の内容とあわせて、3学期の授業参観でスマートフォン・携帯電話との付き合い方を学習しました。29名のうち、SNSウェブサービスを知っていた子は25名、実際に使ったことのある子が18名おり、子供たちにとって、SNSがより身近なものになってきていると感じました。
 既読になっていても返事がない「既読スルー」について、メッセージを送った側とメッセージを送られた側の両方の立場になって話合いをしました。お互いに決して悪気はないけれど、気持ちのすれ違いが起きてしまうことが分かりました。授業の後、家庭でもスマートフォン・携帯電話の使い方を話し合ってもらいました。
 これからの社会では、どんどんスマートフォン・携帯電話が身近になってくるでしょう。家庭にも呼びかけながら、子供たちがうまく付き合っていくことができるように、学校として支援をしていきたいです。

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