モラルBOX日記

【春日井市立中央台小学校】人との関わりを大切に〜心を通わせる交流活動〜

公開日
2019/07/26
更新日
2019/07/26

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 今年度、本校は「人との関わりを大切にする児童の育成〜心通わせ、伝え合い、学び合う学習活動を通して〜」をテーマに、心の教育に取り組んでいます。全校189名という小規模校で、クラス替えのない本校では、まず、友達との良好な人間関係を築くことが大切なことだと考え、いろいろな人とふれ合う交流活動に積極的に取り組んでいます。
 本校では、様々な行事を縦割り班活動で行っているので、異学年との交流機会も多く、また、地域も大変協力的でボランティア活動も盛んなので、児童はいろいろな立場の人と関わることができます。中でも、地域の福祉協議会が主催するサロン事業への参加は、子供たちにとって、命の尊さと優しさや思いやりを学ぶとてもよい機会となっています。 
 1年から4年までは、高齢者とのふれ合い、「いきいきサロン」に参加し、お年寄りの皆さんと一緒にトランプをしたり、百人一首をしたりして、楽しい一時を過ごしています。「おじいちゃんやおばあちゃんとも気が合い、思った以上に楽しかった」「名前を覚えてもらいうれしかった」など、児童の感想からも交流活動を楽しんでいる様子が伝わってきます。
 5・6年生は、子育て支援事業である未就園児の親子とのふれ合い「にこにこ親子サークル」に参加し、小さな子と一緒に遊んだり、本を読んであげたりしています。はじめは緊張している子供たちも、赤ちゃんと一緒にいると、自然と優しい笑顔になります。お母さんから子育ての苦労話を聞き、家族への感謝を口にする子も多く、自己を振り返るよい機会にもなっています。
 こうしたふれ合い活動は、地域の皆さんにも大変評判がよく、学校と地域とのつながりを深める大切な場となっています。今は小さなつながりですが、毎年積み重ねていくことで、太い絆(きずな)となって根付いていくことを願っています。

  • 4029934.jpg
  • 4029935.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10518093?tm=20240815153205

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10520970?tm=20240815153205