モラルBOX日記

【豊田市立石畳小学校】足りない気持ちは何だろう

公開日
2019/07/26
更新日
2019/07/26

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 3年生になると、自分だけでなく、少しずつ他人の立場や気持ちを考えられるようになってきます。そこで、早い時期に周りの人の気持ちを考えて、思いやりの心をもって生活できるようになることを願って、本授業を実践しました。
 教師と子供たちが楽しく話しているところに、割り込んでくる子について話し合う場面では、割り込まれるといやな気持ちになることに気づき、「自分もしているときがあるので、やらないようにしたい」と、日頃の自分の行動を振り返ることができました。
 また、校外学習先で、説明をしてくださる方の話を聞いていない子について話し合う場面では、「これでは、話をしたくなくなると思います」と、話す人の気持ちを考えることができました。
 本実践後には、資料と類似した場面を見つけると、必ず子供たちに、「足りない気持ちは何だろう」と、問いかけています。すると、子供たちは、どのように行動するとよいのかを立ち止まって考え、行動できるようになりました。これからも支援を続けていきたいと思います。