【豊明市立沓掛中学校】学校行事に合わせた道徳科の授業
- 公開日
- 2019/08/02
- 更新日
- 2019/08/02
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本校は、その時の学校行事や生徒の実態に合わせて教材を選んで、道徳科の授業を行っています。
2年生は、クラスが新しくなり、友人関係に変化が起こる4月の生徒の様子から、5月は、「SNSとどうつき合う」「本当の友達って」の教材を使って学習しました。スマートフォンを気にしながら生活しないといけなくなった友人関係や、使い方を間違えたSNSウェブサービスのトラブルについて考え、「本当の友達とは何か」「SNSとのよいつきあい方」について、ディベートを行いました。スタンプの表している気持ちは、送り手と受け手で違うこと、人によって言葉のとらえ方の違いを知ることができました。
また、本校では、毎年「情報モラル教室」を行っています。本年度は、5月17日に、携帯電話会社から講師を招き、「携帯安全教室」を開きました。道徳科の授業で学んだ後で、トラブル例を見ながら「何がトラブルの原因なのか」と問われると、繰り返して学ぶ必要性を感じました。
さらに、メッセージの誤解から生まれたいじめや、知らない人とのSNSウェブサービスでの交流による被害など、実際あったトラブルの再現ドラマでは、誰にでも起こりうる身近なトラブルでもあり、生徒の真剣な表情から更に問題意識が高まったように感じました。
この「携帯安全教室」後には、「写真を公開する前に」という教材を使って授業を行いました。インターネットの特徴を知り、インターネットに公開しても問題がないと思う写真を選んだり、インターネットに公開されたら嫌だと感じる自分の写真を考えたりしました。
コミュニケーションツールとしての便利さだけでなく、インターネットの世界は無制限であることを実感する授業となりました。