モラルBOX日記

【蒲郡市立形原小学校】 色育

公開日
2019/08/02
更新日
2019/08/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 6月の参観日に、色育アドバイザーを講師に招き、「親子で一緒に学べる色育講座」を行いました。色には、人の感情に直結する意味があり、その意味を知ることで、自分や相手のことを顧みることができます。
 はじめに、色のもつイメージについての話を聞きました。例えば、赤は「○○的」、青は「○○的」というように、色それぞれにイメージがあるということです。その後、「校長先生を色に例えると何色か」と問いかけると、様々な考えがあり、校長先生自身が思っている色と違う子もいました。その結果から、「校長先生は、明るいから黄色かなと思ったけれど、青色だと思っていると知り意外でした」「私は、緑色だと思いました。それぞれ思ったりする色は違うんだなと思いました」などの感想がありました。また、「私自身は、黄色やオレンジ色だと思っていましたが、兄に聞くと水色や緑色だと言われたので、いろいろな見方があるんだなと思いました」と他者から見た自分について考える子もいました。色のもつプラスのイメージを、その人のよさととらえ接することができるとよいことを知りました。
 次に、色のもつ力についての話を聞きました。同じ味のものでも、色によって味の感じ方が違うと知り、「色が違うだけで味が変わるのはすごい」「色で人の感じ方が違うんだ」と感想を書く子がいました。また、色の効果によって集中力を高めたり、気持ちを落ち着かせたりすることができると聞いた子供たちは、「部屋に青い物を置いて、集中できるようにしたいです」と、色の力を生活に取り入れようとする思いをもちました。
 色育で学んだことを、これからの人との関わりや、自分をコントロールすることに生かし、よりよい生活につなげてくれることを期待しています。