【南知多町立日間賀中学校】ストレスについて考える
- 公開日
- 2019/08/08
- 更新日
- 2019/08/08
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
中学生の年頃には、失敗をしたときや壁にぶつかったときに、ひどく落ち込んでしまったり、なかなか気持ちを切り替えられなかったりすることがある。中には、これらのことを原因に体調を崩したり、欠席してしまったりする生徒もいる。本校でも、生徒自身がストレスに対処する方法を身に付けていくことが課題であった。そこで、今年度は、学校保健委員会で、「自分のことを知っているようで知らない 〜ストレスについて考えよう〜」というテーマのもと、心のストレスについて学習することとした。
前半は、養護教諭が、スライドを見せながらストレスについて説明した。生徒は、「何かあったときに落ち込んだりすることは当たり前の反応であり、そこからどう切り替えていくのかが大切である」という言葉を、真剣な面持ちで受け止めていた。
後半は、グループごとにストレスの解消法を考えた。まず、一人一人が思いつくままにストレスの解消法を付箋に書いた。次に、縦軸を「簡単−難しい」、横軸を「よい−悪い」としたマトリクス上に、それぞれの付箋を貼り付け、話合いを通して分類・整理した。どのグループも積極的にストレスとの向き合い方を考えている様子であった。
生徒の振り返りには、「みんなのストレス解消方法を知ることができて参考になった。自分に合った解決法でストレスを和らげていきたい」「悩むことは当たり前なので、悩みたいときには悩んで、楽しいときには笑っていたいなと思った」「いつも同じようなことをしてストレス解消をしていたので、違う方法でストレス解消をしてみようと思った」などと記述されていた。
ストレスについて正しく理解し、対処するための方法を考えたことが、自分の心を見つめ直すよい機会となった。