【岡崎市立矢作北小学校】自他の命について考える学校保健委員会
- 公開日
- 2019/08/28
- 更新日
- 2019/08/28
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、「かけがえのない自他の命を大切にできる子」の育成を目指し、7月10日に「学校保健委員会」を実施しました。
本年度は、「がんについて学ぶことで、自分の健康を見つめ直してみよう」をサブテーマに、保健委員会による実態アンケート調査の報告、南山高等学校・中学校保健体育教諭中谷豊実先生によるイリュージョンと講話、がん経験保護者から子供たちへのメッセージという内容で行いました。
子供たちは、ケアリングクラウンでもある中谷先生のパフォーマンスや講話に見入り、がん経験保護者のメッセージには真剣に耳を傾けていました。特に、身近な友達のお母さんである保護者の「苦しかったが、子供たちや主人、友達の協力や励ましが、大きな力になった」という話から、自分ならどうするか、真剣に考えることができたようでした。
事前のアンケートでは、「病気の人には、(自分の言動で傷つけてしまうかもしれないと思うと)どう接したらよいか分からない」という意見が多数を占めていました。しかし、学校保健委員会実施後の感想には、「もし自分の家族が病気になったら、安心できるように励ましたい」「できるだけ本人の希望を聞いて、笑顔でいられるように支えたい」というように、自分事としてとらえた声が多く書かれており、考えの変容がうかがえました。
今後も、子供たちの心と体の健やかな成長を促す取組を続けていきたいと考えています。