【あま市立美和東小学校】対話的な学びを主軸とした道徳科の授業
- 公開日
- 2019/08/28
- 更新日
- 2019/08/28
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本校は、道徳科の授業研究2年目を迎えた。「出会いとふれあいを大切にした体験を生かし、新たな自分づくりを目指す子の育成」をテーマに、今年度は、「対話的な学びを主軸とした道徳科の授業を通して」をサブタイトルに掲げて実践を行っている。
昨年度、課題として残った「自分の思いを表現することができるようになったが、深め合うことが難しかった」実態を踏まえ、対話を活動に取り入れることにした。まず、児童一人一人が人の話をよく聞き、その考えのよさに気付き、賞賛したり課題に言及したりするまでの深まりのある会話、つまり「対話」のレベルまで高める。そして、対話力の向上を図る中で、児童は互いに認め合い、磨き合い高め合い、豊かな心を育んでいくことを目指すものである。
授業実践で欠かせないポイントは三つある。「教材研究を確実に行い、児童の実態を踏まえた中心発問を考えること」「授業時間内に個人対話と相互対話を盛り込み、考える時間を確保すること」「予想される発言を基本に対話をつなぐ教師の言葉がけを考えること」である。発達段階や児童の実態、授業のねらいを明確にし、指導案を練ることで、より活発な対話が生まれる。
試行錯誤と挑戦を繰り返し、対話的な学びから新たな自分づくりができる授業を進めたい。