【小牧市立一色小学校】「考える」ことが楽しみな道徳科の授業
- 公開日
- 2019/09/02
- 更新日
- 2019/09/02
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
「特別の教科 道徳」の目標は、「よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を多面的、多角的に考え、自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる」とされている。
本校では、「考える」道徳科のために、発問を「どんな気持ちで」から「できることには何があるか」に変えてみることにした。このことで、「問題解決」型の授業になると言われているからである。「何ができるか」を考えさせ、小グループで話し合わせるスタイルをとる。
「ぶらんこ」では、「おさるさんにできることには、何があるでしょう」と発問することにした。2年生ということもあり、子供に「できること」の選択肢を出させることは難しいため、教師の方であらかじめ用意した。
それぞれの選択肢のよいところ、悪いところを話し合わせた。最後に、「その他にできること」を聞いてみた。
子供には、それぞれをワークシートに書かせた。「問題」に向かい、2年生なりに具体的に考えていた。
今回、低学年であったということ、「アクティブな考え」を引き出しやすい資料では必ずしもなかったこともあり、「考える」道徳科という観点では、課題が残った。「考える」ことが楽しみな授業をこれからも作っていきたい。