モラルBOX日記

【幸田町立豊坂小学校】ごみ処理の現状から考える〜わたしたちにできること・すべきこと〜

公開日
2019/09/03
更新日
2019/09/03

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 ごみの問題は、日本国内だけでなく地球規模で大きな問題になっています。持続可能な社会の実現のためには、問題点やそれらを解決するための方法を考え、実践することが大切です。
 4年生の社会科で、日本の焼却施設数について取り上げると、日本には、約1120か所あり、2位のアメリカ(約350か所)を大きく引き離して、断然トップであることに衝撃を受けていました。「人口も国土もアメリカの方が広いのに、なぜだろう」「ほかの国はどうなのだろう」と日本のごみ処理の現状を他国と比較したり、他国とのかかわりを知ろうとしたりするきっかけになり、意欲的に学習を進めていくことができました。
 学校生活では、給食で出るごみを減らすために、「牛乳は、ストローを使わずに飲める瓶の方がよいのではないか」「コップにそそいで飲んだらどうか」「紙やプラスチックのスプーンは使わず、金属のスプーンで食べればいいよね」「配膳台やお皿の汚れをふき取るのに雑紙を使おう」と考えたり、実践したりする様子が見られています。
 また、家庭でも意識してもらえるように、授業参観で、ごみを減らす方法を全員が発表しました。すると、新聞記事や雑誌などを探して持ってきたり、6月末の大阪サミットに関心をもったりする児童も出てきて、家庭でも話題にしていることがうかがえました。
 わたしたちの行動が社会を変え、環境を変えるという気持ちをもたせ、今後も継続して取り組んでいきたいです。