【蟹江町立蟹江小学校】スマホを持たせるのは遅い方が良い
- 公開日
- 2019/10/01
- 更新日
- 2019/10/01
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
6月9日の家族学級の講演会で、「スマホを持たせるのは遅い方が良い」という演題で話していただきました。依存症の専門臨床医としてカウンセリングを行っていらっしゃる立場から、スマートフォン・ゲーム障害を予防するポイントを中心に教えていただきました。
御自身の親としての経験を踏まえて、保護者ができるスマートフォン・ゲーム障害を予防する効果的な対策としては、「できるだけ与えるのは遅らせる」しかないと話されていました。そして、「できるだけ与えるのは遅らせる」ための有効な方法としては、周囲の保護者同士で連携することを挙げていました。
たくさんの保護者に、聴いていただきました。保護者からは、「ゲームやスマートフォンはあまりよくないと考え、なるべく制限するようにしてきましたが、より危機感をもつことができました」「みんなが持っていると言うから仕方なく与えるのではなく、理解ある人たちだけでも協力し合い、スマートフォンを与えない仲間を作ります」「中学生の子供には、もう与えてしまっているので、今後、使い方や制限を改めて考えていきたいと思います」などの感想をいただきました。
本年度も、1月には、高学年児童を対象に「情報モラル教室」を実施します。今回の保護者への講演を踏まえて、スマートフォン・ゲームの脳に対する影響やスマートフォン・ゲーム障害の危険性なども学ばせる内容を考えていきたいと思います。