【西尾市立寺津小学校】本当のやさしさとは何かを考え、行動しよう
- 公開日
- 2019/09/24
- 更新日
- 2019/09/24
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本校では、6月の授業参観で、全校クラスで道徳科の授業を公開しました。その公開授業では、保護者にも教材を配付し、一緒に考えて参観してもらうように取り組みました。
3年生は、「本当のやさしさ」とは何かを考えました。子供たちは、自分のことだけではなく、相手のことに目を向けることができるようになってきました。そこで、どのように行動していくことがよいのか自ら考え、判断する力を高めてほしいと考えました。
子供たちが、日常生活を振り返りながら、自分事として考えられるよう三つの手立てを工夫しました。
一つ目は、「教材提示の工夫」です。場面絵を使い、自分の生活と照らし合わせながら考え発言することができました。
二つ目は、「役割演技の工夫」です。自分だったらどうするか考えやすくなり、ペア活動では、相手の目を見て言ったり、話し方に気をつけたりすることができました。
三つ目は、「話合いの工夫」です。心の葛藤を表すための「ハートの磁石」を使うことで、友達の意見が自分と同じか違うのか考えやすくなりました。
まとめでは、自分の生活と照らし合わせ、「友達のためにならない」「本当に困っているときだけ助ける」など、相手のことを考えた行動が「本当のやさしさ」だと、役割演技や話合いの中で気づくことができました。
これからも、子供たちが道徳的な課題を、自分自身の問題と捉え、向き合う「考え、議論する道徳」の授業に取り組んでいきたいと思います。