【一宮市立木曽川東小学校】情報モラルの授業実践について
- 公開日
- 2019/10/23
- 更新日
- 2019/10/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、昨年度3学期の学校公開に合わせて、講師の先生を招いて、情報モラルの授業を実施しました。昨今、問題とされている、スマートフォンやタブレット、ゲームのやりすぎが人間の脳に与える悪影響について考える内容です。6年生の児童と保護者が、「ゲーム脳」の問題について学ぶ機会となりました。最初のアンケートでは、スマートフォン、タブレット、ゲームを毎日やったり、見たりしている割合が、児童では、7割、保護者では、ほぼ10割でした。それだけ身近になっているスマートフォンなどが及ぼす影響は、非常に大きいにも関わらず、安易に使用できる環境が怖いことであると講師の先生は警鐘を鳴らしています。
授業では、ゲーム脳の危険性を、映像やクイズ形式でわかりやすく解説していただき、今後、児童がどのように使用していけばよいのかを教えていただきました。
最後に、「時間を守る」「危険なながらスマホ」「家族の時間をもち、特に一緒に食事をとることの大切さ」の三つのことを学びました。
児童からは、「気軽に使っていたけれど、そこまで依存してしまう怖さがあることは知らなくて驚いた」「今後も、勉強をしていくためにも、ゲームは短い時間で楽しもうと思った」「家族と話す時間も大切にしようと思った」などの意見がありました。保護者からは、「自分自身もついやりすぎてしまうので、気をつけて使おうと思う」「子供とルールを決めて使わせるようにしたい」などの意見が寄せられました。
今年度も、3学期に実施予定です。今後も、引き続き、情報モラルについて考える場を設け、情報機器と上手に付き合うことができるように学んでいきたいと思います。