【豊川市立天王小学校】命の大切さを学ぶ飼育活動「ぴいちくる」
- 公開日
- 2019/10/23
- 更新日
- 2019/10/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校には、校庭の一角に「ぴいちくる広場」という場所があります。そこで、ニワトリの仲間であるウコッケイを飼育しており、毎年、3年生が世話をしています。
3年生になったばかりの4月。先輩の4年生から、ウコッケイの世話のこつを教えてもらいました。3年生の子供たちは、ウコッケイが卵を産むことを知り、ウコッケイへの好奇心と興味がわきあがっていきました。
本格的に飼育活動が任される5月。地域の動物公園の飼育員さんに来校していただき、ウコッケイの健康観察の仕方や、卵について教えていただきました。この頃になると、「1羽ずつ特徴を覚えて、様子が変だったらすぐ気付けるようにしたい」と、ウコッケイへの愛着が芽生えていきました。
時に、大切に飼育していても死んでしまうことがあります。ある日、1羽のウコッケイが寿命で動かなくなっていました。そのときには、学年で「一つしかない命」について考えました。愛着をもったウコッケイの命がなくなったことへの悲しみや戸惑いを話し合い、「残っているウコッケイのために、しっかり世話をしよう」「長生きするように環境を整えよう」と、「命を預かっているんだ」という心構えができていきました。
このように、本校では、飼育活動「ぴいちくる」を通して、命の大切さを学び、自然愛護の意識を高めています。