モラルBOX日記

【刈谷市立住吉小学校】「進んで親切に」の実践

公開日
2019/10/28
更新日
2019/10/28

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 本校の3年生は、総合的な学習の時間に、「わたしたちのまち『刈谷』の思いやり」をテーマにして、学習に取り組んでいます。これに関連付けて、道徳科の授業で「進んで親切に」を主題に、授業を実践しました。
 資料「みんながくらしやすい町」は、複数の親切な行為を表した、町の一部を描いた一枚絵です。子供たちは、「ハンカチを落とした人に教えてあげています。そうしないとハンカチがなくなってしまうからです」「地図を見ている外国の人に教えてあげると、行きたいところに早く行けるようになるから、親切だと思いました」と、見つけた親切を、次々に発表していきます。また、役割演技を取り入れることで、親切をする側と受ける側の気持ちに迫らせていきました。
 授業の後半では、「みんながくらしやすい町とは、どのような町か」について、意見を交流しました。「思いやりのある人がたくさんいて、住んでいて気持ちのよい町」「自分が知らない人や外国の人、体が不自由な人にも、優しくできる人がいる町」などの意見が出されました。
 振り返りでは「自分が住む町を暮らしやすくするために、できるとよいと思うこと」を考えました。「盲導犬の勉強をしたときに、Sさんが『声をかけてもらえるとうれしい』と言っていたので、体の不自由な人を助けていきたい」と発言した子がいました。総合的な学習の時間で学んだことが、この発言につながったのだと考えます。
 これからも、子供たちの心を耕し、育んでいく実践を積み重ねていきます。

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