【みよし市立三好丘中学校】よりよく生きるために必要なこと
- 公開日
- 2019/10/28
- 更新日
- 2019/10/28
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本校では、「自分の大切さとともに他の人の大切さを認める」をテーマに、人権教育に力を入れ、様々な活動を行っています。人との関わりを通して、自らの生きる力を育んでいけるように、道徳科の授業の中でも、級友との関わり合いを大切にしています。
9月には、「よりよく生きるために必要なこと」を考える授業として、「やりがい・生きがい」について考える授業実践を、「在校生へのメッセージ」という物語を題材に、2年生で行いました。物語の主人公である「私」の看護士としての在り方や、苦悩に触れながら、「やりがい・生きがい」について考えました。ペアで考える時間を設けたり、心情円を活用して、「思いの割合」を示したりして、級友の考え方に触れながら自らの考えを深める生徒の様子がありました。以下は、生徒の振り返りです。
・弱い自分を知ったからこそ、それを乗り越えたときの自分はすごく強くなっていると思いました。友達と支え合う関係を作っていくだけではなくて、自分で決めたことをやり切れる強い自分も作っていきたいです。
・やりがいとか生きがいを感じられるかは、自分次第だと思います。まっすぐな思いを大切にして、自分を信じて頑張り続けたいです。
また、道徳教育・人権教育を授業でない場面でも行っています。中でも、人権委員を中心に、「丘中一短い手紙」という企画を継続しています。いろいろな人に対する感謝の気持ちを短い文で表し、伝えていくこの活動には、たくさんの応募があり、いくつかの手紙を全校集会で紹介したり、定期的に掲示したりしています。
今後は、12月に「人権集会」を企画しており、自分・相手について級友と真剣に考え、お互いを大切にしながら支え合える関係を、学校全体で築いていけるように取り組んでいきます。