モラルBOX日記

【刈谷市立小垣江小学校】インターネットの上手な使い方を考えよう

公開日
2019/11/01
更新日
2019/11/01

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 3年生に、スマートフォンやゲームを、1日にどの程度利用しているか調査したところ、5分未満から2時間ほどまでと利用状況に差はあるものの、ほとんどの児童が、毎日、利用していることが分かりました。利用内容としては、動画閲覧やゲームが主でした。このような児童の実態を受け、この先、更に利用が増えるであろうインターネットの適切な利用の仕方を学び、情報モラルの基礎を身に付けることが必要と考え、「インターネットの上手な使い方を考えよう」という授業を実践しました。
 授業の冒頭で、「やめられないスマホ・ゲーム」という映像を視聴し、登場人物の行動で気になったことについて意見を交流すると、「親との約束を守っていない」「親の目を盗んで夜遅くまでやっている」という意見が多く出され、登場人物がSNSにのめり込んでいく様子に気付くことができました。
 「これからみんなが上手に使うためには、どうすればよいかな」と教師が問うと、「親と決めた時間を守る」「どうしても使ってしまうなら、親に預ける」「保護者管理機能を使って、親に管理してもらう」という意見が出ました。スマートフォンやゲームの利用を、自分だけの力で我慢することに難しさを感じているものの、保護者の協力のもと時間を守って利用したいという思いを感じることができました。3年生で、インターネットの使い方の授業に取り組んだことで、情報モラルの基礎を養うことができたと感じます。
 12月には、3〜6年生児童を対象とした「スマートフォンの使い方講座」が予定されています。今後も、学年ごとの利用状況に応じて、系統的に情報モラル教育を実践していきたいと考えています。