【豊川市立東部小学校】4年生道徳科授業実践「思いがけないあいさつ」の実践
- 公開日
- 2019/11/01
- 更新日
- 2019/11/01
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
4年生の道徳科で、資料「思いがけないあいさつ」を用いて授業を行いました。
資料は、二度の礼儀正しい行いを受けたゆきおが、その人たちの影響を受け、自分も礼儀正しい行いをするようになるという内容です。一度目は、お父さんの車に乗っている際、横断歩道を渡ろうとする高校生に道をゆずった場面。二度目は、ゆきおたちが、広場で遊んでいた場面です。
この資料は、「わたしもあなたもいい気持ち」を主題とし、「あいさつをしなくても済んでしまいそうな場面において、自分なら礼儀正しくするかどうか」を考える。さらに、「登場人物の心の変化をとらえさせることで、真心のこもった行いが、互いの心を気持ちよくすることに気付き、進んで礼儀正しい行いをしようする心情を育てる」ことをねらいとしています。
「あいさつ」は、子供にとって身近な行動ですが、この資料の場面を、よりイメージしやすいように、日常生活でお世話になっている「子供見守り隊」を取り上げました。そして、「自分なら見守り隊の方に、あいさつやお礼をするか」を考えさせることによって、どの子も主体的に考え、立場を示すことができるようにしました。
「おばあさんがうれしいのはどうしてだろう」という主発問に対し、個人でワークシートに記入し、グループごとに意見交換をしました。全体の発表では、「すてきなあいさつだったから」「相手の目を見てあいさつしたから」などの意見が出ました。
終末の振り返りの場面では、「あいさつはとても大切だと思う」「あいさつすると気持ちがすっきりする」「あいさつは自分や相手の心をぽかぽかさせる」「これからは、大きな声で気持ちのこもったあいさつを意識したい」などの意見が聞かれ、あいさつのよさに気づき、今後の生活に生かそうとする気持ちが感じられました。