【知多市立八幡小学校】お互いの健闘をたたえ合う「すもう大会」
- 公開日
- 2019/11/06
- 更新日
- 2019/11/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年、「すもう大会」が開催されます。子供たちの祖父母の時代から続く、伝統行事ともあり、全員が優勝目指して全力で戦います。
そのすもう大会が行われる週の朝会で、校長先生がこんな話をしました。「校長先生は、ラグビーが好きです。試合が終わった直後に、さっきまで敵として戦ってきた相手と、お互いの健闘をたたえ合って笑顔で握手する姿が、とてもよいと思います。みんなも勝ち負けにこだわるだけではなく、お互いのがんばりをたたえ合えるとよいですね」
子供たちは、今、話題のラグビーの話ともあり、真剣なまなざしで校長先生の話を聞いていました。また、すもう大会の前日や当日の朝には、各クラスで担任が、校長先生の話を思い出させながら子供たちにエールを送りました。
すもう大会当日、優勝目指して熱戦が繰り広げられる中、負けた子も勝った子も試合終了の指示の後、笑顔で礼をする姿がたくさん見られました。中には悔しくて泣きそうな子もいましたが、深々と礼をして去っていく姿に感動させられました。また、お互い笑顔で握手する子供もいました。
今回のすもう大会では、スポーツを通じて心が育っていく姿がたくさん見られました。これからも、様々な教育活動を通じて、お互いを認め合えるような子供たちを育てていきたいと思います。