【岡崎市立小豆坂小学校】「にぎりしめたこぶし」〜小学校5年生、情報モラルの実践より〜
- 公開日
- 2019/11/11
- 更新日
- 2019/11/11
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、5年生の多くの児童が、ゲーム機を持っており、家庭でのルールを守って使用している児童もいますが、時間を守らずに使用している児童もいます。今回、道徳科で使用した資料、「にぎりしめたこぶし」は、主人公が母親にうそをついて、夜遅くまでゲーム機で遊んでいた結果、次の日に、体調を崩して母親に心配をかけてしまうという内容です。
この資料をもとに、「適切な情報機器の使い方」について考えました。初めに「寝る前にどうしてもゲームがしたいとき、自分ならどうするか」という問いに対して、主人公の気持ちに寄り添いました。「やりたい、でもやってはいけない理由を考えよう」という課題を設定し、適切なゲーム機の使い方を考えていきました。話合いの中で、主人公だけでなく、母親の気持ちも考えていくことで、ルールを守らずゲームをやり過ぎてしまうと、身近な人にも迷惑をかけてしまうことに気付き、「やりたい」という自分の気持ちだけでゲームをやってはいけないと、自分を見つめ直すことができました。
これから他の学年でも、発達段階に合わせた内容で、適切な情報機器の使い方について考えていく場面を多く設定したいと思います。