モラルBOX日記

【半田市立雁宿小学校】伝統を受け継ぐ箏体験

公開日
2019/11/20
更新日
2019/11/20

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 11月6、7日に、半田市内で音楽に取り組んでいる人たちをサポートしている「ミュージックサポート ささら」の方々を講師に招き、6年生が箏体験をしました。
 一日目は、ほとんどの児童が箏を触ったこともなく、初めは不思議そうに箏を見つめていました。まず講師による「さくら」の演奏があり、児童は美しい音色に聞き入っていました。その後、グループごとに音の鳴らし方を教えてもらい、楽譜を見ながら「さくら」を演奏できるよう練習に取り組みました。慣れない正座や、初めて付けた爪に苦戦しながら取り組む児童の姿がありました。授業が終わった後も、教室で楽譜を見たり、音階の「七、七、八」を口ずさんだりする児童もいました。
 二日目には、音を鳴らす爪の数を三つに増やしたり、爪を付けていない方の手で弦を押して音を変える奏法を教えてもらったりしました。一日目にも増して意欲的に練習に取り組む児童の姿が多くありました。最後には、みんなで合わせて「さくら」の演奏をしました。最後まで弾ききれた児童は、うれしそうな笑顔を浮かべていました。授業の後、児童は「思っていたよりも楽しくて、もっと弾きたかった」と話し、なかなか触れることのできない日本の伝統文化を体験することができました。