【豊橋市立南陽中学校】今一度考えてみよう、SNSのこと
- 公開日
- 2019/12/18
- 更新日
- 2019/12/18
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
6月22日に、本校の生徒指導主事が講師を務め、全校生徒を対象に「ネットモラル講座」を行いました。テーマは、SNSの使い方についてです。はじめに、以下のような大学の博士の研究を紹介しました。
・人と人とのコミュニケーションでは、相手の感情を読み取るときに、 93%を行動や態度、声を頼りにしている。
・言葉で伝わるのは、残りの7%である。
研究結果を知った生徒たちからは、驚きの声が上がりました。SNSの文字だけで、相手に思いを伝えるのは、大変難しいということを実感しました。
続いて、「今一度考えてみよう、SNSのこと」というテーマで、SNSを利用していて、困ったことや、嫌な思いをしたことを小グループで話し合う活動を行いました。
1.すぐに返信がない。
2.なかなか会話が終わらない。
3.知らないところで、自分の話題が出ている。
4.話をしているときに、携帯電話やスマートフォンをさわっている。
5.自分が写っている写真を公開される。
この五つの項目について、自分が最も嫌だと思うことをテーマにグループで意見交換をしました。
自分があまり嫌だと思わないことでも、友達はすごく嫌だと感じていることなどを知り、互いの感じ方の違いを理解しました。自分の思いや考えをきちんと伝えることの大切さや、まわりの仲間の思いや考えを誤解なく受け止めることの大切さに気づき、生徒は嫌な思いをしない・させないSNSの望ましい利用の仕方を学ぶことができました。