モラルBOX日記

【西尾市立一色東部小学校】村のために みんなのために 〜一色を愛した神谷傳兵衛〜

公開日
2019/11/22
更新日
2019/11/22

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 本校は、「対話的な学びを通して、思いや考えを広げ深めあう子の育成〜地域の人・もの・ことを生かした授業づくり」という研究主題で取り組んでいる。今回の道徳科では、地域に貢献した「神谷傳兵衛」を教材として、ゲストティーチャーを招いて行った。
 本教材は、地域で活躍した「神谷傳兵衛」が、故郷の発展のために貢献したことについて考え、議論する道徳である。導入では、自分たちの地域のよさに目を向けさせるが、なかなか実感を伴って考えることは難しいため、写真などを活用して紹介した。また、ゲストティーチャーに「神谷傳兵衛」が、校区の神社に奉納した常夜灯について、話をしていただいた。子供たちにとって、身近な神社について詳しい話を聞くことで、興味関心をもつことができた。さらに、前時までに、昔の偉人「小林虎三郎」を題材にした「米百俵」の教材を使って偉人の思いを学んだことで、「神谷傳兵衛」も国や郷土を愛したことが分かった。
 本時では、郷土や国のために尽くした「神谷傳兵衛」が、いかに地域を愛していたかについて話し合った。終末では、もう一度ゲストティーチャーに、子供たちが話し合ったことをふまえて、語っていただいたことで、子供たちの意識が高まった。
 この授業を通して、子供たちは「神谷傳兵衛」の功績を知り、今の自分たちがあるのは、「神谷傳兵衛」のおかげだと感謝する子が多かった。また、将来、自分も「神谷傳兵衛」のように、地域に貢献できる人になりたいと、夢を語る子もいた。TVのコマーシャルで使われている「牛久シャトー」も「神谷傳兵衛」が建てたものと知り、びっくりしたと同時に、身近にすごい人がいることを知ることができた。

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