【小牧市立篠岡中学校】人命救助をしよう
- 公開日
- 2019/11/29
- 更新日
- 2019/11/29
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
2年生の保健体育、「傷害の防止」の授業での取組を紹介します。養護教諭と協力し、心肺蘇生、AED使用の実習を行いました。胸骨圧迫の訓練装置「アッパくん」と、この授業のために、制作したタブレットPC用の「AEDシミュレータ」を使って授業を行いました。この自作ソフト「AEDシミュレータ」は、AEDの指示音や、ランプの点滅などがタブレットPCによってリアルにシミュレートされます。
授業では、「ランニング中に、一緒に走っていた友達が突然倒れた」という場面を想定して実習をしました。実習するグループと、それを観察するグループに分かれて行います。緊張感のある真剣な取組が見られました。緊張感をもって、真剣にやっても、改善点はいくつも見つかります。観察していた生徒から意見をもらい、熱心に聞いていました。
「一番は、何も失敗しないこと」。授業の中で、何度も繰り返された言葉です。たくさんの人がいる中で、自分が率先して、心肺蘇生をすることは、勇気がいることです。今回の授業を通して、「勇気が必要だけれど、思い切ってやろう」という意識をもつことができた生徒たちは、自信に満ちた頼もしい顔になったように感じました。