【安城市立安城南部小学校】考えよう 携帯・スマホのルールについて
- 公開日
- 2019/12/06
- 更新日
- 2019/12/06
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、5・6年生の児童、保護者、学区の方を対象に、「サイバー犯罪防止講話・人権教室」を実施した。人権擁護委員の方や携帯電話会社の方に、講話をしていただいた。
講話の中では、「携帯電話やインターネット使用する際には、ルールやマナー、モラルを守ること」「人権を尊重する気持ちをもって、情報のやり取りをすること」、そして、家庭では、「使う場所・使う時間・使う料金を話し合って決め、それを守っていくこと」が大切だということを教えていただいた。子供たちからは、「写真を面白半分にインターネットに載せることは、個人情報が漏れることになり、犯罪に巻き込まれることが分かった」「私は、まだスマートフォンは持っていないけれど、将来、使うようになったときは、ルールを守って使いたい」「自分が何げなく書き込んだことでも、相手が傷つくことがあるので、相手の気持ちをよく考えて使うようにしたい」といった感想が聞かれた。
講話を聞いた後、小グループを作って、携帯電話やインターネットの使い方など、情報を手に入れたり発信したりすることについて、自分たちはこれからどう対応していったらよいか話し合った。「ゲームと勉強の時間とのバランスを上手にとっている子がいて、参考になった。自分も、家族でどんなルールがあるとよいのか話し合って決めていきたい」「スマートフォンは、とても便利でよいと思ったけれど、怖い物でもあるなと思った。周りの人を傷つけないように考えながら、上手に利用していきたいと思う」といった感想が聞かれた。子供同士で話し合うことで、本音を出し合って互いの考えを確かめながら、情報モラルに対する理解を深めることができた。
情報ツールが、日々進歩し豊かになっていく社会の中で生活していく子供たちに、情報に関するルールやモラルを教え、考えさせていくことは大切なことである。情報をうまく活用しながら、自分や周囲の人たちの思いについても考えていくなど、道徳科とも関連させた指導を積み重ねていくことで、自らの未来を切り開いて行けるような子供たちを育成していきたい。