【津島市教育委員会】がん教育の実施
- 公開日
- 2024/11/28
- 更新日
- 2024/11/28
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
津島市の小中学校では、津島市民病院の医師、津島市医師会、学校医、市健康推進課の保健師の方々と連携を図りながら、がん教育を進めており、今年度で7年目となりました。
今やがんは、生涯のうち2人に1人がかかると推測される国民病です。学校においてがん教育を推進することは、健康教育を推進する上で意義のあることだと考えられます。本事業の目的は、がんについて正しく理解すること、自他の健康と命の大切さについて主体的に考えることです。
授業は、学校の教員と医師、保健師が協力して進めました。小学校は学校医、中学校は津島市民病院の医師にお願いしています。事前アンケートをもとに教師が「がん」について感じているイメージを確認することから始めました。そして、医師よりがんの経過や仕組みについて、具体的な数値をもとにクイズを交えながら説明していただきました。また、日本のがんの現状、がん検診の受診率を示し、早期発見・早期治療の大切さについても伝えていただきました。授業の終末では、「自分の身近な人にも検診をすすめたい」「がんは治る病気だということがわかった」「もしがんにかかったとしても、希望をもって生きていきたいと思った」などの感想が子供たちから発表されました。
今後も、地域や学校、発達段階に応じた授業を通して、がんに対しての正しい知識を習得しがんへの理解を深め、自他を大切にし、よりよく生きようとする子供たちを育成していきたいと考えています。