モラルBOX日記

【知立市立知立南中学校】異年齢との交流会

公開日
2019/12/18
更新日
2019/12/18

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校の3年生は、家庭科の授業で、「家族・家庭と子供の成長」を学びます。これまでの自分の成長を振り返り、育ててくれた方への感謝の気持ちをもつとともに、異年齢との関わりを大切にしたいと願い、授業を組み立てています。それと関連して、10月には「赤ちゃん抱っこの会」を実施し、4か月〜1歳半の子供と母親に来ていただき、話を聞いたり抱っこをしたりする体験を行いました。
 生徒たちは、「泣くしか出来ない赤ちゃんを育てていくのは大変。自分もしてもらったから感謝したい」「大変なことも多いけれど、成長を見守れるのは幸せだと思う」という感想を述べていました。
 また、12月には、近くの保育園児70名ほど招いて、自作のおもちゃを使って交流する「園児交流会」を行いました。その日は、生徒たちも童心に戻りおもいっきり遊び、園児との仲を深めていました。感想では、「どの子も楽しんでくれて、一生懸命おもちゃを作った甲斐がありました」「思った以上に大変でした。小さいころ面倒を見てくれた祖母に感謝したいです」「『赤ちゃん抱っこの会』の子たちと比べて、たった4年ほどでこんなにも成長することに驚きました」などが聞かれました。
 生徒たちは、いよいよ卒業を控え、新たな進路へ向かって羽ばたいていきます。これから先、いろいろな出会いがあるでしょうが、様々な人と関わる中でどんなときも、相手の気持ちを考え、感謝する気持ちを大切にしてもらいたいです。