モラルBOX日記

【岡崎市立南中学校】 いじめ撲滅集会

公開日
2020/01/06
更新日
2020/01/06

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、毎年、生徒会が中心となって「いじめ撲滅集会」を行っています。今年度の集会では、SNSの使い方に関するアンケートの結果の考察や、ネットいじめに関するビデオ視聴を行い、それぞれについてグループ討論をして、全校で意見交換をしました。
 SNSに関するアンケートの結果から、SNSでのコミュニケーションでは、文字だけのやり取りのため、イントネーションやニュアンスが伝わりにくく、誤解から嫌な思いをした生徒が8割以上いることが分かりました。そして、SNSを利用している生徒が8割以上いることを知って、文字だけでのコミュニケーションの危険性を深く考える機会になりました。また、ネットいじめに関するビデオを視聴し、日常生活では、「相手の立場になって考えることが重要である」という意見や、「いじめに発展してしまう前に、やめようと声をかける勇気をもつことが大切だ」という意見が出ました。また、保護者からいただいた子供へのメッセージを、PTA役員の方に、全校生徒に向けて読んでいただきました。その一部を紹介します。
・あなたがごみを拾って帰って来て、「火のついたままのたばこが落ちていた」と激怒していたり、ペットボトルや汚れている空き缶を洗って分別していたりするのを見ていて、人として大切な部分の成長を感じうれしく思っています。とても尊敬できる所があるよ。あなたの人生をいつも一番近くで応援しています。
・南中生は、すばらしいと思います。校内で顔を合わせると、元気な声で挨拶してくれます。これからもぜひ続けてください。
・SNSの中の友より、今、となりにいる友達としゃべった方が楽しくない?顔上げて。
 保護者からの愛情を素直に受け止め、自分の命の大切さ、そして、仲間の命の大切さを感じることができました。
 集会の最後には、生徒会から、「いじめ撲滅の提言」が発表されました。保護者や仲間に支えられて今の自分がいることを再確認し、相手の立場になって言葉がけをしたり接したりすることの大切さを感じることができる集会となりました。