モラルBOX日記

【春日井市立丸田小学校】道徳科の授業「おでこのあせ」

公開日
2019/12/23
更新日
2019/12/23

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 2年生の道徳科で、資料「おでこのあせ」を通して、「働くこと」について考える授業を実践しました。本資料は、休日に行われる町の清掃活動に嫌々参加した主人公が、一生懸命作業を進める父親や、笑顔で作業をする友達とともに活動するうちに気持ちが変化していき、働くことのよさに気付くという話です。
 授業は、教師と子供で対話したり、子供同士で意見交換したりする形で進められました。はじめに、父親に促され嫌々支度をしているときの主人公の気持ちを考えました。「遊びたいのになあ」「面倒くさいなあ」といった意見が出ました。次に、父親が一生懸命ごみを拾う姿や、きれいになった歩道を見たり、おばあさんから、「ありがとう」と言われたりしてどう思ったかを考えました。「疲れるけけど、道がきれいになるとうれしい」「お礼を言われるとうれしい」といった、働くことの価値に気付いた意見が出ました。そして、主人公の気持ちの変化について、板書を工夫して分かりやすく提示し、それをもとに、自分自身の経験を振り返らせ、働くとどんな気持ちになるかを考えました。「自分が働くと家の仕事が速く終わるので、家族で過ごせる時間が増えて楽しくなる」「働いて誰かの役に立てるとうれしい」といった意見が出ました。働くことのよさに気付き、みんなのために働こうとする心情を高めることができました。

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