【豊田市立美里中学校】みんなで権利を守ってあげよう
- 公開日
- 2020/01/08
- 更新日
- 2020/01/08
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本校は、今年度、「中学校への子どもの権利啓発事業」の実践校として、11月下旬に弁護士を招いて、「子供の権利」について講演をしていただきました。また、12月には、講演の内容を生かした道徳科の授業を行いました。
道徳科の授業は、「一人一人が、自分の意見を発表する権利をもっており、その意見は、尊重されるものであると知ること」「自分だけでなく周りの人にも権利があり、自分の権利と同等に守られるべきであると知ること」をねらいとして行いました。ねらいを達成するために、「学校生活でどうしてもしたいこと、したくないことをどうしたら実現できるのか?」をテーマに、小グループで話し合いました。その際、生徒たちは、周りの仲間の意見を否定することなく、その意見を達成するための手立て、多様な考え方や捉え方を発表し合いました。
授業後、生徒たちは「権利だからと調子のよいことは言わずに、相手の意見も自分の意見も大切にしていきたい」「全員が自分の権利を主張してしまうと、権利が奪われてしまう人が出てくると分かった。様々な場面で、主張する権利の優先度が変わるので、しっかり対応していきたいと思いました」等の感想をもちました。
今後は、権利についての知識や理解を深めたことを、学校生活の中で生かしていけるように支援していきたいです。