【一宮市立神山小学校】情報化社会に生きる子供たちに必要なこと
- 公開日
- 2020/01/21
- 更新日
- 2020/01/21
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
情報化社会は日々進化しており、その流れは後戻りできない状況となっています。児童は将来にわたり、社会人となっても情報社会の中で生きていかなければなりません。既にコンピュータや携帯電話を利用している児童への情報モラル教育はもちろん、これから新たに触れていく初期段階の児童生徒に対しても、情報社会の光の部分とともに、その影の部分に関する具体的な事例、それに伴うルール決めや遵守すべき項目を明確に理解させる必要があります。
本校の児童アンケートの結果では、全校で30%近くの児童が自分専用のスマートフォンを持っており、自由に使える環境にあります。また、その割合は、高学年になるにつれ増えていっています。そこで、本校では、毎年、学校公開日に合わせ、「スマホ安全教室」を行っています。スマートフォンの安全な使い方や危険性について、子供たちに知らせるとともに、保護者にも参観してもらって理解を深めています。
また、3学期には、情報機器に頼らず、家族で過ごす時間を大切にする「あったか家族週間」を設定して取り組んでいます。取組後には、「テレビを消して本を読んだり、お母さんに本を読んでもらったりしてお手伝いもしました。家族とたくさん話せてよかったです」(児童)、「家族の対話は、子供の気持ちを知る大切な手段であるので、子供との時間を大切にしていきたいです。ゲームやインターネットの裏に潜むトラブル等、具体的に子供に知らせる場を学校でつくり、危険なことや犯罪への危機意識をつけさせることが必要だと思います」(保護者)など、前向きな感想がたくさん寄せられました。
今後も、情報化社会に生きる子供たちを、学校と家庭の両面で支えていけるように取り組んでいきます。