モラルBOX日記

【武豊町立武豊小学校】高学年の情報モラル授業

公開日
2020/03/03
更新日
2020/03/03

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 近年、自分のスマートフォンやタブレットを持つ児童が増えています。特に、高学年になると、多くの児童が、自宅に帰った後、友人とSNSで連絡を取り合っています。しかし、正しい使い方や、SNSを利用することのリスクを知ることなく、何げなく使っている児童も見られ、非常に危険だと感じます。
 本校では、12月に、5年生を対象に、情報モラルに関する授業を行いました。SNSでは、ふとした返事が、受け手にとって素っ気なく感じ、好ましくない印象を与えてしまうリスクがあります。同じ「別に」でも、顔を見て言われた「別に」と、文のみの「別に」では、感じ方が大きく異なります。そのようなSNS特有の言葉選びの大切さだけでなく、長時間動画を見たり、あいた時間にスマートフォンを見ていないと不安になったりする、いわゆる「スマホ中毒」の危険も、クイズを交えて学ぶことができました。
 児童たちにとって分かりやすく、また身近な話題だったため、来年度からもこの授業を継続していきたいです。さらに、低学年の児童でも自分のスマートフォンを持っていたり、動画を見たりする時代のため、中学年向けにも授業すること、保護者の方にも授業や講演に参加してもらい、家庭で使い方について話し合ってもらうことも視野に入れると、授業の内容が生きると思いました。