モラルBOX日記

【豊田市立大沼小学校】道徳的実践への意欲を高めるよいこと見つけ

公開日
2020/02/27
更新日
2020/02/27

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 道徳科の時間だけではなく、学校生活のあらゆる場面で、学年の枠を超えて互いのよさを認め合うことができるように、本校では、全校でよいこと見つけの活動に取り組んでいる。子供が学校生活の中で見つけた、友達のよい行いや努力する姿を記すことのできる「見つけカード」を用意し、いつでも記入することができるよう、各階のワークスペースに設置した。そして、そこに記された内容を、お昼の放送で全校に紹介したり、カードを校内に掲示したりして、互いのよさを伝え合うようにした。また、自分のよいところを見つけてくれた子に対する感謝の気持ちや、これからの学校生活で更にがんばりたいことをまとめる「ありがとうカード」も用意した。
 「見つけカード」が放送で読まれると、自分の行いや努力が紹介された子はとてもうれしそうな様子で、「自分も友達のよいところを見つけたい」「これからも更に努力していきたい」という思いを抱くことができた。また、放送を聞いた子にも、紹介された子を手本に行動したい、友達のよいところを意識的に見つけたいという意欲や姿が見られるようになった。
 よいこと見つけの活動により、互いのよさを認め合う温かい関係を広げるとともに、自己有用感を高め、道徳的実践への意欲を高めることができた。