モラルBOX日記

【武豊町立武豊中学校】道徳科の授業実践 1年生「いのちを考える」

公開日
2020/03/09
更新日
2020/03/09

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 1年生では、「いのちを考える」を教材に、生命の尊さに気付き、自他の生命を尊重しようとする気持ちを高めることをねらいとして実践を行いました。導入では、「心のウォーミングアップ」で意見を発表しやすい雰囲気をつくった後、本校で考えた道徳6箇条を音読しました。
 「いのち」について考える場面では、ワークシートを活用し、自分の考えを具体的にもたせました。その後、意見を発表する機会を多くするため、グループでの話合いやペアトーク、スタンドアップ方式など発表の方法を工夫しました。また、はじめの発問とおわりの発問を同じ内容にして、生徒の考えの変容を分かりやすくしました。
 ある生徒は、はじめ、「いのちは大切なもの」とワークシートに記入していましたが、「いのちなしには生きられない」という言葉について考えた後には、自分の命のために他の命を奪っていることに気付き、最終的には「動物のいのちや人のいのちを大切にしていきたい」という考えに至りました。発表の方法を工夫して、授業を通して多くの人の意見を聞くことで、「いのち」について自分の考えを深め、本時のねらいを達成することができました。ワークシートや発問の工夫により、生徒の変容も確認することができ、評価につなげることができました。

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