モラルBOX日記

【岡崎市立東海中学校】 異学年学習

公開日
2020/03/10
更新日
2020/03/10

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

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 授業実践の試みの一つとして、今年度、異学年合同の「特別の教科 道徳の時間」を行いました。1・2年生の生徒たちは、ふだんとは違う異学年での取組から、考えを深めるよい機会になると考えたからです。
 本校では、「1人も見捨てない」という理念の「学び合い」という考え方に基づいた学習形態をとっており、従来の道徳科の授業の学習展開とは違うものになります。生徒たちに、ねらいを提示し、話合いを生徒たちに任せました。今回の学習では、2年生の教科書教材「桃太郎」の鬼退治を題材として、導入・範読の後、ねらいの「全員が、本当のめでたし、めでたしになるためには、どのような考え方や態度が必要なのかを、異学年3人以上含む6人以上に自分の考えを説明し、自分の意見と違う人のサインをもらう」と投げかけました。
 生徒たちは、指定された時間内に自由に動き、話合いをします。友達の多様な考えを聞いて自分の考えを深めるということで、「主体的・対話的で深い学びの学習」に則した学習展開になりました。「考え、議論する道徳」の実践に向けてまだ課題や検討する部分は多々ありますが、生徒たちの道徳性を育てることができるように実践していきたいと考えています。