モラルBOX日記

【みよし市立三吉小学校】子供同士の心をつなぐ「どんぐりタイム」

公開日
2020/03/11
更新日
2020/03/11

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、学校全体の道徳教育について見つめ直し、子供同士の心をつなぐ活動として、金曜日の朝の学習の時間を、「どんぐりタイム」と設定し、人間関係に関する技能(ソーシャルスキル)を高めることで、よりよい人間関係を築く基盤をつくりたいと考えた。
 「どんぐりタイム」では、どんな学年でも楽しみながら「ソーシャルスキル」を高める活動を行った。例えば、相手の名前を工夫しながら呼ぶ「ネームトーク」、いろいろな仲間と話す「わたしはだあれ?」、他者の考えを推測する「探偵ゲーム」などの活動である。その時期の子供たちに合った仮の年間計画を各学年部に提案し、毎週各学年部が詳細を考えて練った計画を全体に提案している。各学年部が持ち回りで計画することで、自分の担任する学年の反応を考えて提案したり、飽きないための工夫を盛り込んだりして取り組んでいる。子供同士の心をつなぐことで、道徳科の授業の話合いも、より豊かなものになった。また、毎回「めあての確認」「振り返り」の時間を設け、活動のめあてとまとめをつなぐようにした。振り返りカードに活動の感想を記録し、活動の写真とともに校内掲示板に学年ごとに掲示するようにした。子供たちは、毎週の活動を楽しみにしていたり、掲示してある振り返りカードを見合ったりする姿が見られた。
 どんぐりタイムの振り返りカードから
・わたしは、今日、「たんていゲーム」で、12こ見つけられました。みんなの好きなものをたくさん知ることもできたて楽しかったし、おもしろいと思いました。だから、またやりたいです。
・「いいとこ見つけ」をして思ったことは、人のよいところを見つけると、みんなえがおになれるということです。とてもすてきなので、またやりたいです。
・「アドジャン」をして、いいなと思ったことは二つあります。一つ目は、コミュニケーションがとれるところです。二つ目は、みんなと楽しむことができるところです。人のことを知れたのでおもしろかったです。