【新城市立東陽小学校】情報モラル教育の取組
- 公開日
- 2020/03/12
- 更新日
- 2020/03/12
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
最近では、スマートフォンを利用する児童が増え、ときには親子でスマートフォンのゲームに夢中になる家庭があることを耳にします。
そこで、本年度、本校では、地域の方、保護者、児童が共に学ぶ「夏の共育の日」の講座の一つとして、全保護者と5、6年生を対象にした「情報モラル教室」を開催しました。講師は、e-ネットキャラバン(総務省)から講師を派遣していただき、「インターネットの安心安全な使い方」をテーマに話しをしていただきました。
講師は、児童がどきっとしたり、こわがったりするイラスト映像を交えながら、実際に子供たちが巻き込まれやすい、ゲームに関わる「課金」や「画像拡散」についても取り上げてくださり、その場にいる親子とも、「人ごとではない」「絶対に関わりたくない」という意識をもつことができました。
また、ゲームや動画視聴などにのめりこむ「ネット依存」についても、スマートフォン上に映し出される具体的な映像を、イラストにして示してくださったり、「5万円を〇〇口座にお振込みください」などのネット詐欺、不気味な男性がスマートフォンの裏側で情報を操作している「なりすまし」などにも触れてくださったりするなど、インターネットの利便性を上回る危険性についても学ぶことができました。
講演の最後に、日ごろからこうしたインターネットの危険を予測しながら、正しく活用する大切さや、心配なことに遭遇したとき、一人で抱え込まずに、親や先生、警察に相談することの大切さを伝えてくださいました。
今後も、学校という場を通して、保護者と児童の意識を高める「情報モラル教室」の開催を続ける意義をずっしりと感じました。