モラルBOX日記

【高浜市立高浜中学校】1年道徳科の授業実践「ひまわり」

公開日
2020/03/12
更新日
2020/03/12

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 本校の研究主題は、「主体的に高め合う生徒の育成〜心うごかす授業づくりを通して〜」です。道徳科の授業では、生徒が意欲的・主体的に授業に参加できる様子が見られる授業、話合いや関わり合いを通して考えが深まる授業を目指しています。
 1年生では、東日本大震災で被災した経験を語りべとして伝える佐々木清和さんの実話を資料化した「ひまわり」を題材にして、生命の尊さと自他の命を大切にすることについて考えました。
 この授業では、まず、生徒の多様な感じ方や考え方を引き出すために、資料を読んで「分かる(共感)」「すごい(尊敬)」「なぜ(疑問)」と感じた部分について発表し合いました。生徒が活発に自分の考えを伝え合う中で、「辛い経験を話すのは嫌なのではないのか」という意見が出ました。そこで、「なぜ、佐々木さんは震災の語りべを続けるのか」を学級全員で考えました。震災後に作られた「いのちの歌」が教室内にBGMとして流れる中、ある生徒は、「自分の家族が生きていたことを多くの人に伝え、家族の分まで今ある命を大切にしようと思っているから」と道徳ノートに書きました。この授業で、多くの生徒は「なぜ命は大切なのか」を深く考えられるきっかけを得たと思います。
 今後も、生徒の多様な感じ方や考え方を大切にし、お互いの思いや考えを伝え合う中で、生き方や心の在り方について深く考えられる道徳科の授業実践を積み重ねたいです。