【豊橋市立高師小学校】4年生の実践〜気持ちを通じ合わせよう〜
- 公開日
- 2020/03/12
- 更新日
- 2020/03/12
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
仲間が困っているときや、悲しんでいるときにはかけより、声をかける子供たち。けがをした友達がいたときには、誰からともなく松葉づえを渡してあげたり、荷物を持ってあげたりしていた。学校で助け合うことはよく経験している一方で、私生活の様子を尋ねると、他人の目を意識したり、羞恥心を抱いたりして、自ら親切な行動がとれないことがあると話していた。親切な行為や思いやりの気持ちは大切であると分かっていても、知らない人が相手では実践できないでいる。そんな自らの心の弱さに負けず、場面に応じた思いやりをもって行動してほしいと考え、授業実践を行った。
まず、「心の信号機」という資料を用いて授業を行った。そこでは、相手が知らない人でも、他人の目や恥ずかしさに負けずに自分のできることを考え、進んで行動しようという思いを高めることができた。
しかし、次時の「温かい言葉」という資料を用いた授業では、前時で学んだ価値を打ち砕くこととなる。ギプスをはめた男の子に手を貸そうか迷う「ぼく」の前で、青年が声をかけるが、男の子は「やめろ!」拒絶する。その後の青年の「ごめんよ。がんばれ」と男の子の「ありがとう」という言葉のやり取りから「ぼく」は心を動かされる話である。これらの資料を1対に展開していくことで、子供たちの心はゆさぶられ、単に自分の思いで行動するのではなく、相手の状況に応じ、相手の思いを大切にした思いやりの在り方に気づくことができた。
子供たちは、これまでよりも深い思いやりについてふれ、他人に対しての親切や思いやりを実践していこうという意識を高めることができた。