【南知多町立師崎中学校】「地区合同防災訓練」を通して
- 公開日
- 2020/03/16
- 更新日
- 2020/03/16
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、海に面し、海抜も高くないため、東南海地震への対応が喫緊の課題となっています。そこで、平成27年度より、防災教育に力を注いで取り組んでいます。「自助・共助・公助」の三つのテーマについて、各学年が段階的に学習しています。11月には、3区の地域の方々、町役場の行政の方々による「地区合同防災訓練」が、本校のグラウンドで行われました。中学校として三つのブースを受け持ち、1年生は、自分たちで作成した防災カルタを用いて自助についての説明をしました。2年生は、新聞紙スリッパや紙で作るカレー皿など、簡単に作れる防災用品について実演しながら説明しました。3年生は、巨大地震が起きたことを想定し、被災した町の復興案を堂々と発表しました。
生徒からは、「自分たちが学習した内容が、少しでも地域の方の役に立ってもらいたい」「いつ起こるか分からない災害に備えてもらいたい」などの感想がありました。
参加していただいた多くの方は、自分たちの地域や住民を災害から守ろうとする中学生の取組に大変感心していました。地域の方々からの温かい言葉を受け、生徒たちの心も更に成長した活動となりました。