【小牧市立篠岡小】無料ゲームだからといって・・・(特別支援学級5年)
- 公開日
- 2012/06/27
- 更新日
- 2012/06/27
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校特別支援学級5年生は、家庭でインターネットの無料ゲームサイトにアクセスし、ゲームを楽しんでいる。そこで、無料ゲームサイトにユーザ登録したり遊んだりするときには、どのようなことに気をつけたらよいか、どのような心配があるかをたずねてみたところ、個人情報に関わるトラブルの心配については、まだほとんど知識がない状況であった。
指導に当たっては、本校に導入されている教材ソフト「事例で学ぶNetモラル(広教)」を活用して、個人情報を登録したことがきっかけで起こる架空請求や不当請求の被害について考えさせることにした。
教材を見終わった後の振り返りで子どもたちは、無料だからと安心して登録した個人情報(氏名・住所・電話番号等)が架空請求に使われてしまったこと、どんな場合でも簡単に個人情報を知らせてはならないことに気づくことができた。
その後、Webサイト「のび太のインターネット大冒険(小学館)」を活用して、個人情報を知らせることについての可否をクイズ形式で考えさせた。このサイトは、個人情報の入力が要求されるいろいろなケースについて考えさせることができ、「メールアドレスだけなら知らせてよい?」「本名よりニックネームを使った方がよいのか?」など、曖昧だった知識をより深めることができた。