【春日井市立味美小】子どもと会話していますか
- 公開日
- 2012/07/26
- 更新日
- 2012/07/26
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年6月の土曜日に、親子ふれあい行事を行っています。学年ごとに、親子で工作や裁縫をいっしょに行ったり、ゲームを楽しんだりしています。どの学年の子どもたちも保護者の方との共同作業を楽しみにしています。その中で、特に1年生では講師の先生をお招きして、親子の絆を深める取組を行っています。
前半は、親子でコミュニケーションの体験活動です。初めに、緊張をほぐすためのじゃんけんゲーム、その後、二者択一の問いに対して回答し、その理由について親子で話をしました。その際、相手の目をみて聞く、相手の選んだものを否定しないというルールを確認しました。次に、初対面の人でも積極的に関わりが持てるように無作為に相手を変えて、グループワークをしてもらいました。親子やグループで会話をすることで、保護者の皆さんは、子どもたちの意外な一面を知ったり、自身の接し方を振り返ったりするよい機会となったようです。
後半は、「子どもと会話していますか〜心通わせる聴き方のコツ」と題して、保護者向けに講演会を行いました。講演の中では、時間の長さより聴き方が大切であること、子どもとの会話は子どもの成長に大切であることを話されました。講演後の保護者のからは、ゆっくり真剣に話を聞くことが大切である、子どもの立場に立った会話が大切である、子どもたちの話に対して結論をいわない・否定しない、など多くのことを学べたという感想が寄せられました。
教室へ戻った後の子どもたちの表情もとてもうれしそうでした。改めて親子でいっしょに会話することの大切さを感じることのできた1日となりました。