モラルBOX日記

【大府市立北山小】福祉実践教室で学んだこと

公開日
2012/07/30
更新日
2012/07/30

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 北山小学校は,大府市の北にあり名古屋市に接しています。学校の周りは,田畑やブドウ畑が広がる落ち着いた住宅地です。生活スローガンは「礼儀正しく」,合い言葉は「あいさつ」「返事」「あとしまつ」です。このことを実現するために,ボランティアを募りあいさつ運動なども活発に行っています。
先日7月12日(木)に,4年生が福祉実践教室を行いました。
 まず,全体会で視覚障がい者の方のお話を伺いました。お話の中で「ここへ来るまでの間に,駅でガイドヘルプをしてもらいとても有り難かった。そして,とてもいい気分で大府駅に着いた。」ことなどを話されました。児童は,初めて聞く話にみんな耳を傾けていました。
 全体会の後,「手話」「点字」「ガイドヘルプ」の3つのコースに分かれて体験を行いました。「手話」コースでは,あいさつを中心に教えていただきました。児童も身振り手振りを真似ながら真剣に取り組むことができました。
 「点字」コースでは,点字の打ち方の基本を教えていただいてから,最後に自分の名前をシールに打ちました。初めて打った点字シールを持って,みんな嬉しそうな顔をして大事そうに見せ合っていました。
 「ガイドヘルプ」のコースでは,2人一組になって行いました。校舎内を回り,階段では,「とても恐い。」という感想が多く出されました。
 それぞれのコースを体験した児童は,今まで気づかなかったことを実際に自分で体験して,多くのことを学ぶことができました。この経験を生かして周りの人たちが笑顔になれる町をめざし、実践してくれることを期待しています。