【蒲郡市立蒲郡中】 家族からの愛情に気づく道徳授業〜出産をひかえた先生をゲストティチャーに迎えて〜
- 公開日
- 2012/07/30
- 更新日
- 2012/07/30
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
思春期に入り、親の声に素直に耳が傾けられなくなったり、反抗してしまったりする生徒が増えている。平成24年7月18日(水)、そんな生徒たちに、親からの愛情や家族がかけがえのない存在であることに気づかせたいと考え、中学校1年の道徳の授業で資料「美しい母の顔(明るい人生)」を取り上げた。
授業では、資料を読み、「宿題を届けてくれた母に素直に『ありがとう』と言えないのはなぜか」や「母の顔のやけどの真実を知ったとき、『わたし』はどんな気持ちになったでしょう」について話し合った。母親の顔のやけどの理由を知り、その理由に隠された母親からの深い愛情についてじっくりと話し合った。そして、出産を来月にひかえた先生をゲストティチャーに迎え、「小さな命を授かって」というテーマでお話をしていただいた。
生徒たちは、先生のお腹の子に対する愛情を、先生のやさしい語りやおだやかな表情から感じていた。
【授業を終えた生徒の感想】
・わたしは家族に助けられています。資料の話のように、母親に対していばってしまったり、素直にありがとうと言えなかったりするときがあります。そんな時こそ、素直に感謝するように心がけていきたいです。
・「命の大切さ」を考える一時間でした。小さな命を宿しているというのは、不思議な感じがします。先生の様子から、赤ちゃんのことをとても大切にしていることが伝わってきました。
この授業により、生徒たちにとって家族からの愛情を改めて見直す機会となった。