モラルBOX日記

【あま市立篠田小】うさぎとの交流を通して命の大切さを学ぶ 〜3年生の実践を通して〜

公開日
2012/07/30
更新日
2012/07/30

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 篠田小学校では、昨年度から、学校のうさぎの飼育を通して命の大切さに気づく機会をつくっています。子どもたちは、1・2年生の生活科『げんきにそだて』の中で、うさぎをなでたり抱きかかえたりする活動を行い、生きものとのふれあいをしてきました。そして、うさぎはどんなえさを食べるのかや掃除をどのようにするのかなど、世話の仕方を考えてきました。3年生になると、「うさぎにえさをあげてみたい」、「うさぎの世話をしてみたい」と思う子どもたちが何人もでてきました。
 そこで、3年生の子どもたちもうさぎの飼育活動を行い、命の尊さを感じさせていきたいと考えました。家族学級に獣医師をお招きし、うさぎの心音と人の心音を聞き比べながら生きていることを実感したり、うさぎの健康チェックの方法を学んだりしました。また、臆病なうさぎに近づく時は、大きな物音を出さずに低い姿勢で近づくとよいことも知りました。その後、獣医師に質問をする子どももたくさんいて、関心の高まりを感じました。
 命の尊さを知り、これからの飼育活動では「うさぎに優しくして怖がらせないようにしたい」、「大変だけど頑張って世話をしたい」など、うさぎを気遣って世話をしようとする思いを語る子どもがたくさんいました。これからも自他の命を尊重する態度を育てていきたいと考えます。

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