モラルBOX日記

【瀬戸市立效範小】インターネットには間違った情報も存在する!!

公開日
2012/08/22
更新日
2012/08/22

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 瀬戸市立效範小学校では、6年生の道徳の授業で「インターネットの活用」という題材を設定し、ネットモラルについて学びました。授業では、”広島県教科用図書販売株式会社”の「事例で学ぶNetモラル」を活用し、インターネット上に存在する情報の信憑性について学びました。
 今回の題材名は「インターネットには間違った情報も存在する。」です。主人公が社会の調べ学習の時間に、インターネットを使って自分たちの住んでいる町について調べ、調べたことを発表するという内容でした。主人公は、インターネットにあった情報を鵜呑みにし、地図やグラフをそのまままとめ発表しました。発表を聞いたクラスの友達から内容の間違いを指摘され、主人公は初めて自分の過ちに気付くのです。映像クリップを視聴後、主人公の何がいけなかったのか、どうすればよかったかについて考え、インターネットで調べるときに気をつけなければならないことを学びました。
 児童の感想は次のようなものがありました。
(1)インターネットで調べるときには、いろいろな調べ方をして、より正しい情報を使うようにしたい。
(2)公式ページを見たり、本で調べることが大切だとわかった。
(3)様々なホームページは必ずしも信頼性があるとは限らないことが分かった。
 教科学習において、調べ学習を取り入れる際、児童各自がインターネットを通じて入手した情報を何の疑いもなく資料として用いることがある。しかし、今回の学習からインターネット上には間違った情報や、古い情報があることを理解し、別の資料で確認したり、実際に足を運んで調べたりする大切さを知ることができました。
 今後は、安全に正しくインターネットを学習に活用できるようにすると共に、情報の受け手としてだけではなく発信者としての責任やマナー、さらには情報社会との正しい関わり方について学習を進めていきます。