【豊明市立中央小】「みんなで仲良く楽しんじゃおう!」
- 公開日
- 2012/08/31
- 更新日
- 2012/08/31
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
中央小学校では、以下の目的で縦割り班活動(呼称;なかよし班で行うポプラ集会)を行っています。
○学年の枠を超えた交流の場づくり。
○異学年集団による活動を通して、班のみんなのことを思いやりながら助け合い、協力し合う協調性を育てる。
○5,6年生の児童が、自ら活動内容を考え運営する能力を育てる。
○みんなが楽しめる活動内容を考えることを通して、愛校心や責任感を育て、高学年としての自主性を育てる。
なかよし班は、毎日行う清掃活動をする班として24班に分けられています。ポプラ集会は、なかよし班で1年に1回、高学年が考えたオリジナルのゲームやクイズなどで楽しむ活動です。班単位で各会場を回り、スタンプラリー方式で楽しみます。5年生は前半に自分の班の児童を連れて各会場に行ってゲームに参加し、後半はゲームの運営に当たります。6年生はこの逆の行動となります。
会場は体育館や各教室を使用し、当日の3週間前からゲームの内容や会場設営、ゲームの紹介ポスターづくりなど、準備に当たります。ただし、準備や片付けに多くの時間や労力を必要とするものは行わず、紙などの材料も無駄遣いせず省エネを考慮して、学校にある物を上手く取り入れて準備します。24のゲームやクイズは、「みんなに楽しんでほしい」という考えのもとに考えられたものなので、どれ一つとっても全く同じゲームはないオリジナルな内容ばかりです。また、得点制になっているので、班の児童みんなが協力して全校で1位の記録にチャレンジする楽しみもあります。毎年どの児童も楽しみにしています。「毎回楽しいゲームを考えてくれてありがとう」「新聞紙ボール運びリレーでボールを落とさないで運ぶコツを教えてくれたよ」「班全員のめんどうも見てくれるし、ゲームも考えてすごいな」など、喜びや感謝の声が多く聞かれました。
この活動を通して、子どもたちの横のつながりはもちろん、縦のつながりも強くなり、同じ班の仲間意識の向上や協力することの大切さを実感することで、思いやりの気持ちがさらに高まっていくことを期待しています。