【春日井市立味美中】情報伝達の安全性とマナーを考えよう
- 公開日
- 2012/08/31
- 更新日
- 2012/08/31
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
春日井市立味美中学校では、道徳の授業において「情報モラルと知的財産」についての理解を深めています。ネットワークの仕組みを学び、インターネットの利点・問題点を考えさせて、著作権などの知的財産について学びました。また、毎年増える新たな問題についても話題に出し、新たな技術やサービスが生まれる中で、それを悪用する人もいるので、よく考えたり、大人に相談したりしてサービスを利用するよう話しました。 また、授業では政府インターネットテレビなどのディジタル教材を活用し、4人班での話し合い学習を織り交ぜて進め理解を深めました。話題の中では「動画等の違法ダウンロードの経験者に中高生が多い」「違法ダウンロードを平気でやっている人たちの裏では、違法ダウンロードによって困っている人たちがたくさんいる」などの話がありました。
あるクラスの授業後のアンケートの結果として「これから正しいネット活用ができそうですか?」という問いに対して、「できる76%」「だいたいできる24%」でした。また、「著作権について関心を持つことができましたか?」という問いに対して、「できた88%」「だいたいできた12%」でした。これらのアンケート結果からも、今回の授業が有効であったと言えます。
しかし、インターネットでは日々新たな技術やサービスが生まれると共に、それを利用した悪徳商法や子どもを犯罪に巻き込もうとする問題がでます。情報モラルについては、一度の授業だけでなく、日々の生活での話しでも話題にしていくことで、未然に防ぐことができることは多くあるので今後も適宜指導していきたいと思います。