【稲沢市立坂田小】豊かな心を育む活動 〜読み聞かせ・たてわり活動〜
- 公開日
- 2012/08/31
- 更新日
- 2012/08/31
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
坂田小学校では、「強く・正しく・仲よく」の教育目標を達成するために様々な取り組みを行っています。その中の「読み聞かせ」と「たてわり活動」について、本年度の取り組みを紹介します。
<読み聞かせ>
月に1回、読み聞かせボランティア「きらら会」の方を迎え、低・中・高学年に分かれて読み聞かせを行っています。毎回、学年の発達段階に応じた内容の本を読んでいただいたり、昔話の語りをしていただいたりしています。趣向を凝らした内容で、子どもたちは熱心に聞き入っています。
また、本年度から、保護者の方にも呼びかけ、月に1回、始業前に保護者による読み聞かせを行っています。顔見知りの方が読み聞かせをするため、子どもたちは親しみをもって取り組み、教室が普段とはまた違った優しい雰囲気に包まれています。
<たてわり活動>
本校は全校児童103名の小規模校です。子どもたちのコミュニケーション能力や豊かな人間関係を育むために、たてわり活動による異学年交流を行っています。月に1回、6年生が中心になって、こおり鬼、椅子とりゲームなど1年生でもできる簡単なゲームを考えて活動しています。毎回どの班からも楽しそうな歓声が聞こえてきます。1年生に遊び方を教えるお兄さん、お姉さんたちの顔は本当に優しく、できるだけ分かりやすく教える姿は微笑ましい限りです。
6月には、たてわり班で「なかよし給食」を行いました。5・6年生が配膳をしながら低学年の世話をしました。低学年の子どもたちは、隣にお兄さん、お姉さんが座ると少し照れながらも嬉しそうでした。給食が終わると、低学年の分まで食器やごみを片付ける高学年の姿は、とても頼もしく見えました。
このように、保護者や地域の方々とのふれあいを通した読書体験や子どもたちの縦の人間関係を確立していく中で、豊かな心を育んでいきたいと思います。