【田原市立童浦小】郷土愛を育む親子で茶摘み体験
- 公開日
- 2012/09/06
- 更新日
- 2012/09/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
童浦小学校には、長年続いている伝統行事「若葉集会」があります。これは、蔵王山の東麓にある学校茶園で、子どもたちや保護者が地域の皆さんと一緒に茶摘みをする行事です。毎年、八十八夜のころに行います。今年は5月1日(火)に実施しました。
童浦小学校の茶園は、昭和8年に始まり、今年で79年目。この「若葉集会」は、祖父母から父母へ、そして、子へと、3世代にわたって受け継がれてきました。
平成17年に3000本の新しい苗木に植え替えて7年たちます。茶園の木が大きくなり、畝と畝の間も狭くなりました。今年は植え替えた後、5回目の収穫でした。今年の春先は冷え込みが厳しく、若葉の伸びが心配されましたが、青々と伸びた新芽がそろいました。「初めて茶摘みをしました」と話す保護者や、「見て見て、たくさん採れたよ」と、茶葉を見せにくる子どもたち。今年は200キロの収穫をめざしました。結果は415キロでした。予想以上の大収穫でした。家族の夕食時などに、茶摘み体験が話題になるなど、家庭でも童浦への愛着心が育まれています。
〜児童の感想〜
・今日、若葉集会がありました。妹といっしょに行きました。お茶ばたけで茶つみをしていたら、お母さんも来ました。お母さんがきて、うれしかったです。みんなでがんばってつんだので、ふくろいっぱいになりました。一生けんめいやったので、体があつくなりました。夕食の時に、お父さんに茶つみのことを話しました。来年は、お父さんとお母さんといっしょに茶つみをしたいと思いました。(3年生)
・若葉集会は、4年になって一番楽しみにしていた行事です。行く前からワクワクしていました。畑に着いたら、若葉がいっぱいありました。お母さんも来ていっしょにつみました。楽しかったです。ビニールぶくろ半分ぐらいつみました。来年は、ふくろがお茶の葉でいっぱいになるぐらいつみたいです。みんなでつむと楽しい茶つみがずっと続いてほしいです。(4年生)